北区 東十条1丁目「平井保昌の杉と和泉式部の梅」

今回ご紹介するのは、王子小学校の近くにある
樹木です。
今から千年前に源頼光らと共に当地で昼食を
取ろうとした平井保昌が杉の小枝を箸代わりに
使用し、「源氏が末永く栄えるなら枝葉を付けて
繁茂せよ」と念じて地に挿したところ、のちに
王子の二本杉といわれる大木になったそうです。
その杉で造った「扇額」は飛鳥山博物館に保管
されています。
のちに平井保昌は和泉式部と結婚をしました。
その和泉式部が、こよなく梅を愛したことから、
いっしょに梅の木も植樹されました。
近くには「平井保昌」と「和泉式部」の歌がありました。
■平井(藤原)保昌
かたがたの 親の親どち 祝ふめり
子この子の千代を 思こそやれ
■和泉式部
あらざ覧 この世のほかの 思い出に
いまひとたびの 逢ふこともがな
上記の歌が記されています。
2009年7月26日 19:40

